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【スクールメイツ】 いまを勝ち抜く女子力を身につけるため、しっかり学んで、大人の女っぷりを磨きましょう。

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スクールメイツ全6回シリーズ vol.5 今後を生き抜くオンナのバイブル! マネープラン入門

イラスト/アキワシンヤ

信用取引は諸刃の剣!?

大切なお金を500万円まで増やしたA様、株式投資のほうもだいぶ慣れてきた様子、現在株式投資400万円、MMF100万円が彼女の資産。株式投資のほうももちろん全戦全勝というわけにはいかなかったが少しずつではあるがコツがわかってきた。しかし、やっぱり欲しいものもたくさんあるし、生活していくうえで必要なお金もある。 自分だって人並みにオシャレもしたいし、旅行にも行きたい。 「いっそのこと全部使っちゃおうか!?・・・」 そう思うことも何度もあったけど目標のマンション購入のためにはやっぱり1,000万以上の資金は用意しておきたい。そこで、A様500万円の資金で以前から勉強していた信用取引を始めることにした。 信用取引は今までA様がおこなっていた自己資金だけで株式を買う現物取引と異なり、証券会社に現金か株式を担保として差し入れ、買付資金を借りた形で株式を買う方法。担保の金額の約3倍の金額まで株式を買うことが出来るのでその分大きく設けることが出来る。
さて、A様ここでX氏から教わったことをよく思い出してみた

リターン(利益)の大きい投資はリスク(損失)も大きい、ロスカットをはじめとしたリスク管理が重要、ファンダメンタル分析やテクニカル分析で銘柄の選択・売り買いのタイミングを見極める

マネープラン トレンドをつかむのが大切 それをきちんと守ってきたからこそお金を増やすことが出来た。A様意を決して証券会社で信用取引口座を開設。保有していた株券を担保として預け入れた。 そして、はじめて信用取引 ところが2週間後信用取引で買ってある株(建て玉)はトントンだったけど担保の株券のほうが値下がりで担保不足になり追加担保を請求された。 「どうしよう!?・・・」 幸いMMFのほうに100万円があったのでこちらを現金のまま担保に、しかし、今度は信用取引で買った株(建て玉)が値下がってしまいロスカット。結局60万円の損失。 担保に入れていたMMF取り崩し分の現金からの支払いになってしまったので 担保の株券の値下がりと現金双方で損失になってしまった。 「信用取引は現物取引と異なるリスクがあり、かつ大きな利益が期待できる反面、大きなリスクもある。」 A様、このことを身をもって体験することになってしまった。 そして、A様次の投資に失敗しないために自分自身のルールを作成したのである



信用取引はなるべく現金中心の担保でおこなう。自分の信用枠いっぱいには株を買わない。常に余裕を持つ


そして、A様しばらく様子をみて担保にしていた株券を現金化。今度は現金を担保に取引再開、ちょうどその頃は株価の下落局面、A様ここで信用取引ならでは取引を行った。
テクニカル分析で株価が天井と思われる銘柄の株を株券を持たないまま売ったのである。(カラ売り)そして今度は予想通り株価は下落、今度は50万円の利益が発生。
信用取引は利益とリスクが大きい反面、銘柄の選択やタイミングの見極めがただしければ投資の方法の幅が広がる。どうやらA様信用取引のコツをつかんだ様であった。

投資は自分自身を映す鏡

さて、その頃B様は銀行口座に毎月貯蓄を続けていた。テレビや雑誌などで投資の特集を見たり、友達の話を聞いたりしてお金を増やすことには関心はあったがどうしても良い方法が見当たらない。お金を大きく増やしたいけれど、減ってしまうのは納得できない。結局何も出来ないままお金を積み立てているわけである。 それに対してA様は自分からリスクを覚悟して利益を出すために勉強を続けている。ときには損失を出してしまうこともあるけれど、それ以上に利益が出ればお金は増えていくことになる。どちらが良いかは難しい問題かもしれないけれど、それを判断するのは自分自身。この後A様は株式を中心に計画的に投資を続けた。そしてB様も・・・ 早いものでそれから4年。2人が短大を卒業してから9年の歳月がたっていた。 そして、目標金額1,000万円を達成し、念願のマンションを購入したA様。引越しの日程も決まり、少しだけ家具も新調することにした。
会社帰りに寄った家具屋さんの店の中、そこには店の中を見て歩くB様の姿が・・・ ふたりはバッタリと再開 「あら、久しぶり〜」 「そうだ、すぐそこにおいしいレストランがあるけど・・・」 B様お腹がすいている様子。A様とB様久しぶりに再会したこともあって、そのまま近くのレストランに向かったのであった。

(次回に続く)

今回のポイント

どうやら目標を達成したA様は、文中で書ききれなかったが失敗も数多い。投資でなくとも人生には失敗は付き物、問題は失敗を次に活かせるか活かせないか。失敗を恐れるあまり何もしなければ成功もない。むしろ致命的な失敗を避け、取り戻せる失敗を重ねればいずれ成功が生まれる。投資は貯金とは異なり全てが自己の判断で行うもの。自分で判断するからこそ大きな利益が生まれる。くよくよしないで何かにチャレンジする気持ちを持つことこそ成功を生む秘訣。

※信用取引とは?
今回ご紹介したのは「信用取引」。文中にもあるように証券会社に株券や現金などを担保として預け入れことにより購入資金を用意しなくても株の売り買いが出来る。一般に信用取引は担保の現金換算の約3倍までの金額を株の売買に当てることが出来るのでその分利益が大きくなるが、その分損失が大きくなる可能性があるので注意しよう。また信用取引で株を買った場合これを買玉(かいぎょく)売った場合は売玉(うりぎょく)と言うなど独自の用語があるので勉強しておこう。また、信用取引は実際には株式を持っていないのに市場で売ることが出来るなど取引の幅を広げることも出来、活用次第では非常に便利である反面、担保の株が値下がりした場合や損失が膨らんだ場合には証券会社から追証(おいしょう=取引を継続するために担保を増やすこと)を請求される場合があるので、リスクの管理は十分に行おう。

監修

株式会社 光インベストメント
1992年創業、株式投資の知識、活用法を中心としたDVD、CDなどの製作および出版、ならびに株式投資の助言を行っている。専属ファンドマネージャーがテレビ、ラジオなどで活躍中。
住所: 103-0007 東京都中央区日本橋浜町2-28-1
電話: 03-3669-2331(代)
URL: http://www.hikari
-investment.co.jp/

VOL.1 今後を生き抜くオンナのバイブル マネープラン入門 大切なお金、使う?貯める?増やす?

VOL.2 今後を生き抜くオンナのバイブル マネープラン入門 上手なお金の増やし方!

VOL.3 今後を生き抜くオンナのバイブル マネープラン入門 上手な損が利益を生む

VOL.4 今後を生き抜くオンナのバイブル マネープラン入門 テクニカル分析でベストタイミングを!

VOL.5 今後を生き抜くオンナのバイブル マネープラン入門 信用取引は諸刃の剣!?

VOL.6 今後を生き抜くオンナのバイブル マネープラン入門 上手なマネープランで今後を生き抜こう!